歌ってみたを収録する ver.あかいいぬ 1.機材を準備する
最近のはニコニコ動画にはアップしていませんが、家にいる時間が長いので居間で歌ってみたを収録しています。壁ドンとか怖い。でも、昼間ならいいかなって。
本当は学校まで行って、サークル会館の小練習室を借りて収録するのが一番良いんですが、今は春休みですから。ですから。
ワシの歌ってみた収録→配布までの流れをまとめてみます。参考になれば幸いです。
対象は、歌ってみた初心者です。
他の参考サイト
歌ってみたはかなり多くの人が挑戦しています。既に色々な記事やサイトがアップされています。そこらを回ってみると、新しい発見があるかもしれません。
歌ってみた制作初心者向け@wiki - トップページ 分かりやすくて情報もかなり豊富なwiki。
歌ってみた作り方講座☆ぽむこーざ:So-netブログ シンプルに歌ってみたの投稿までの流れを説明しているブログ。
google:歌ってみた その他。
場所
収録する場所ですが、絶対条件として
- 大きな声を出しても怒られない
があります。後は結構どこでも収録出来ると思いますが、より良い環境の条件として
- 広くない(広いと声が反響してよくない)
- 部屋のものが少ない(ものとかに音が吸収されてしまう)
- ある程度の湿度がある(喉に良いのは大体60-80%。低いと収録だけじゃなく健康にも影響)
かなあ。ようするにレコーディング用の防音室に出来るだけ近づけられればOK。もちろん防音室が使える場合はそこで。
マイク
当たり前ですが、声を録るためのマイクが必要です。
マイクは100均から数万まで幅広くあります。
高ければ高いほど基本的に録音した声がスッキリはっきりする、ノイズが小さくなると思いますが、なんとなく録ってみたいというレベルなら、高くても3,000円くらいでいいのではないでしょうか。
マイクのジャンルとしては
- 音声チャット用マイク(ノートPCの内蔵マイク/ヘッドセットマイク/スタンド型マイクなど)
- ダイナミックマイク(タモリさんがよく持ってるアレ)
- コンデンサマイク(V系のバンドとかがよく使ってる四角めのアレ)
あたりがあります。実際音声チャット用のマイクを使ってもある程度のモノは録れますが、もちろんダイナミックマイクやコンデンサマイクを使った方が綺麗です。
コンデンサマイクは高級品なので、ひとまずやってみたいという方はダイナミックマイクを選択しましょう。
私の使っているマイクは
こやつです。ビックカメラで買った入門モデル。重宝してます。
単一指向性/指向性と書かれたものを買いましょう。一方向からの音しか拾わないので、雑音が確実に減ります。
というか、無指向性マイク(Webカメラとかについてたり)で録ると全然ダメダメです。
また、ポップガード(マイクの前につける、息の雑音などを減らすアクセサリ)やマイクスタンドなども必要ならば買いましょう。自作も出来ます。
私はこんな感じで録ってます。超手作り感が満載です。
使った材料:100均のストッキングx1、ハンガーx2、どっかのヒモx1
録音用パソコン
録音したデータをいじるためのパソコンが必要です。
正直、マジで何でも良いです。USBが一本刺さるか、マイク入力端子があればそれで十分です。
ワシが使っているのはMac book Air。ノートならどこでも収録出来るので便利です。
ソフトウェアに関しては次の記事で紹介します。
ヘッドホン/イヤホン
スピーカーで曲を聞きながら録音したら、録音の中にも曲が聞こえてしまいます。いつも使っている好みのヘッドホン/イヤホンを使いましょう。
(必要かも:USBサウンドデバイス)
パソコンにマイク入力端子がない場合(MacbookAirはないです)、USBによる端子の増設が必要です。
ワシはこれを使っています。こんなんでもちゃんと使えるので良いですね。
(あったらいいな:オーディオインターフェイス)
マイクからパソコンに送る際、大体は音量が結構足りなくなります。ついでに上のコンバータなどを通すと結構音質が悪くなります。
そこで、間にこのオーディオインターフェイスをかませると、音質を損なわずに、大きな音をPCに音声を送ることが出来るようになります。
基本的に1万円以上の高額なものなので、もし音質をがっちりあげたい、という人は購入を検討してみるといいかも。ワシは持っていないのでなんとも言えないです。
例えばこんなものが入門向けです。2万くらい出すと、それ単体がエフェクターにもなって、エコーやリバーブなどをかけることが出来るようになります。生放送での歌ってみたなどに最適です。
こんなところで、大抵の人はマイクを一本2,000円くらいで買えば最低限の収録環境は整います。簡単に始められる歌ってみた(場所が一番問題ですが!)。一度やってみてはいかがでしょう。
今回は機材を準備する段階を紹介しました。次は「ソフトウェアを準備する」を紹介したいと思います。
※ここに記載されている手法は、あかいいぬ個人の環境によるものです。適宜自分の環境に合わせて読み替えてご覧ください。
※また、この手法は一例です。他のサイトの解説なども交えて、自分のベストな環境を構築しましょう。